校長メッセージ

  


   校長  中島秀男

 本年度は五月が丘小学校創設30年目。若い歴史ではありますが、その中で創立以来実施されてきたことを継承し、 校章の由来にも感じ取られる地域や保護者の学校創設に対する熱い思いや期待に則りながら、今の時代に即した創造性と 可変性のある学校経営を進めていきたいと思います。また、生涯にわたって学び続ける意欲と、基礎・基本の定着、 思考力、判断力、表現力やたくましい実践力を育む教育活動の展開に努め、子どもたちはもちろんのこと、保護者や 地域の期待に応える、さらに信頼される学校づくりに努めたいと思います。
  校章の外側は、五月が丘の五月に通ずるサツキの花の図案化で、大自然に包まれ た美しい五月が丘の環境を表しています。
内側の円は、地域の方の大乗的協力と連帯を意味し、無限に発展する「人の和」を祈っています。
 このように、恵まれた環境の中で、新生の意欲に燃える住民に支えられ、取り囲まれた中の小学校を意味するのが中央の小の表現です。  また、外側の五弁は、五月が丘が五つの丁で構成されていることも意味します。


学校教育目標


 「 社 会 性 豊 か な 子 ど も を 育 む 。」


目指す学校像

○ 安全で、安心できる学校

○ 楽しく遊び、粘り強く学ぶことができる学校

○ 教職員にとって、専門家としての力を発揮できる学校


めざす子ども像
   
めざす子ども像
○挨拶のできる子ども
○人の気持ちがわかる子ども
○人に迷惑をかけず、人のために行動できる子ども
○自分が必要とされている実感をもつ子ども
○ねばり強くがんばる子ども



本年度学校経営の努力点


1 子どもたちが二十歳になったとき、どのように生きてて欲しいかの観点から、今、何をしておかなければならないのかを全ての判断基準にして、「学校教育目標」と「めざす子ども像」の実現を目指し、次の点を努力する。

 (1) 学校教育目標の実現に向け、学年・が急目標を設定する。

 (2) 教職員一人ひとりが、学校教育目標とリンクさせた自己申告書を作成し、日々の実践を重ね専門性を高める。

 (3) 学校教育目標の達成に向けて、校務分掌・研究組織を活かして実践を重ねる。

 (4) めざす子ども像の具現化に向けて、教職員が協働して取り組む。

   ・「挨拶のできる子どもを育むために」
     人と人との関わりの第一歩として、教職員自らが時候の挨拶と、お願いや感謝の言葉を交わし範を示す。
   ・「気持ちのわかる子どもを育むために」
     行為の裏にある気持ちに気付かせるために、教科・領域はもちろんのこと、様々な出来事を取り上げ、 気持ちを考える場を多く持つ。
   ・「人に迷惑をかけず、人のために行動できる子どもを育むために」
     教職員が子ども一人一人の言動を細かく感じ取り、その奥にある心の動きを評価し、共有し、全体に広げていく。 伝記や民話などを読みその人物の「人を思いやる心」に共感できるようにする。
   ・「自分が必要とされている実感を持つ子どもを育むために」
     人のために働くことの意義と喜びを実感できる場面を、学校生活の中でより多く設定し、評価し、価値づけていく。
   ・「ねばり強くがんばる子どもを育むために」
     学校生活の中で、個々の能力に応じて「できた」という場面を多く作り達成感をもたせることで、 困難に立ち向かう態度を培っていく。

2 平成18年度「五月が丘小学校経営計画」を作成し、学校教育目標を具現化する。

  ・学校評価委員会が取りまとめた評価結果と、それに基づいた外部評価委員会からの意見を活用し、新年度につなぐ。

3 全ての教育活動において、子どもが個性・能力・良さや特技が発揮できるような機会を努めてもつ。

  ・一学年から六学年を見通した学習規律を確立する。

  ・個に応じた指導方法を取り入れる。

  ・子どもの発想や考え方・方法を、的確に評価する。

  ・個性発揮の機会を努めてつくる。(応募やコンクール、大会、発表の場)

  ・連合行事、各種大会など、他校児童との積極的交流をする。

  ・子ども会や社会体育活動、地域や市の行事への参加を促す。



期待に応え、信頼される学校に

  教職員の雰囲気や立ち振る舞いが、子どもの成長をうながすという考えのもと、教職員一人一人が、持ち味や専門性、得意なこと、自主性や創造性を十二分に発揮するとともに、協働し、磨き合いながら教育活動を推進したい。

  また、より良い子どもたちを育てるために、マネージメントサイクルを真に機能させ、教職員一人j一人が知恵を出し、組織力を発揮して、実践的な努力とその記録を残したい。

 そして、常に子どもに寄り添った教育活動を心掛けるとともに、保護者のわが子を思う気持ちや願い、地域の声や実情から心や目をはなさないように心掛け、その期待に応え、一層信頼される学校づくりにはげみたい

 きょういく  狂育・凶育・叫育・恐育・狭育・脅育、ではなく
                            きょう いく
        共育・協育・教育で、子どもが
今日行く と言う学校に